リードタイムを短縮しても在庫削減には直接結びつかない

適正在庫の広場 TSCブログ
2017/12/14

 

サプライチェーンマネジメントの世界では

リードタイム短縮によって在庫削減を進めようとする活動が推奨されていますが、これは全くの無駄な努力に終わります。

最新の在庫理論研究によれば、安全在庫の計算にはリードタイムの値が直接関係しないことが証明されています。

古典理論の安全在庫計算式に、リードタイム項が入っていたことを拠り所として、世界中の専門家の多くがリードタイムを短縮することで安全在庫が圧縮されると主張し、改善指導を生業とするコンサルタントも多数存在していました。

しかし、古典計算式は、科学の基本であるディメンジョンチェック(左辺と右辺の単位が揃っているかどうかの確認)すれば、誰にでも科学的に誤りであることが分かることが知られるようになりましたので、ご自身で確認されることをお勧めします。

科学や技術やマネジメントの世界では、間違った仮説に基づいて、誤った指導がされることが、よくありますので、常に最新の技術動向をチェックすることが大事です。

このブログ「適正在庫の技術解説」では、在庫理論の最新動向を随時ご紹介していきます。(勝呂隆男)

 

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