2018年2月27日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.189【ハイブリッド・コミュニティのデジタル通貨momo・mo】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/27

【ソフトウェアコミュニティの会費は1円まで下げられる】

ものづくりの時代から、ソフトウェア・サービスの時代を経て、
これからは「コミュニティ創造」の時代になるだろうという予感の下でビジネスを進めています。

目下のところ、適正在庫コミュニティをつくっていこうと、 「在庫三兄弟作戦」の展開を計画中です。
自社の在庫適正化だけでなく、上流と下流、つまり協力会社と顧客企業にも、
適正在庫の技術を普及させようという構想です。 在庫問題は、組織と組織の間で発生します。
つまり、在庫負担の押し付け合いや、過剰サービス要求などのことですが、
共通基準での適正在庫を定めることで、 ちからづくでなく、
合理的な問題解決への途が拓けるだろうというわけです。

適正在庫コミュニティの仲間が増えれば増えるほど、 世界のはっぴぃが増えるという、
とても楽観的な考え方ですが、 さらにもう一歩を思いついてしまいました。
ソフトウェアビジネスそのものを、 会員制スポーツクラブのようなものにして、 そして、
会員が増えれば増えるほど会費が安くなるという仕組みです。 現段階は、
このようなビジネスモデルの実現可能性を探っているところですが、
適正在庫APIMのこれからにご期待くださいませ。

【やさしくあるこうよ】
輝き始めた東京タワーと、大きなくじらのような飛行船が一緒に視界に入っているのだ。
誰か、見ている人はいないだろうか。 そうして、「今日は面白いものを見たよ」と、
家族や友人に話してくれたりはしないだろうか。 それだけでほんの少し、
いい一日になったような気分になってはもらえないものだろうか。

ー乃南アサ「東京空中さんぽ」より

 

 

2018/2/22木曜日 日刊工業新聞にて掲載されました

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/22

【発注点容易に割り出し】【日刊工業新聞 2018/2/22木曜日 掲載されました】

本日の日刊工業新聞にて、中小企業向け在庫管理システム「APIM de 発注点」が掲載されました。

テクニカルソリューションズ(東京都品川区、勝呂隆男社長、03-6420-3952)は、中小企業向けの在庫管理システム「APIM (エイピム) de 発注点」を市場投入した。
適正在庫になる量を算出し、発注が必要になる量である「発注点」を簡単に割り出す。低価格に抑えながら、エクセルを使った簡単な操作で使えるようアレンジした。
価格は月額4万8000円(消費税抜き)。初年度50本の販売を目指す。

ソフトを起動し、日ごとの出荷数や販売数、注文から仕入れまでにかかる日数など必要な数字を入力すると、すぐに発注点が割り出される。この発注点で発注する体制にすれば、無駄がなく欠品も起こさない在庫を維持出来る。在庫管理者の負担を大幅に減らせるという。テクニカルソリューションズは従来、大企業向けに多機能の在庫管理システムを販売してきた。

発注点管理に特化した簡易モデルに刷新することで操作性を上げ、コストを抑えた。そのため、中小企業でも手軽に導入できる。

勝呂社長は「適正な在庫を持つ体制が整えば交渉やかけひきの時間を減らせる。素材メーカーから組み立て現場まで、サプライチェーン全体に広めたい」と話している。

♢APIM de 発注点の詳細はこちらから♢
http://www.tscinc.co.jp/apim%20de%20hatyu.html

 

第20回(通算78回)生産活動の最小単位は1日分

 

【生産サイクルの適正値】

一昔前に「週次生産」が流行し、その後は毎日MRPなどの多頻度需給化が生産管理の世界では潮流となっているように思えます。

なぜ多頻度にしたほうがいいのかというのは、その方が在庫削減が進むからという点にあったのですが、ここへきて在庫削減の行き過ぎへの反省・反動から、需給調整サイクルの適正値への関心が増えているように思います。

 

今年の初めに時間サイクルについて面白い考察をしたので、まずはこれについて紹介します。

 

「コスモクリーナー=放射能除去装置」を開発できないものかと大真面目に研究活動を進めていることは、この連載でもたびたびご紹介していますが、その技術の種が一つ見つかり、それが時間サイクルの素となる振動数に関わることなのです。共振現象を利用することで、 小さなエネルギーで放射性物質を振動させて瓦解させ、より安定な原子に移行させようという発想なのですが、次のように考察を進めました。

 

宇宙には、生命誕生の遥か以前から音楽が流れていると言われますが、 この音楽=振動にわが身をさらして、自ら共振し、増幅しようということを考えました。

宇宙に流れる太古からの音楽とは何か? それはおそらく、万物を共振させることのできる振動で、 数字でいうと「1」の音ではないかと思っています。 あらゆるものの固有振動数に共通する公約数になる振動数はなんだろうと考えるとそれが1だからで、1はすべての数を割り切ることができるからというわけです。

 物理学の世界では、プランク周波数という概念があって、 それは最小の時間長さ=プランク時間の逆数なので、 あらゆる数の約数である数字1の振動数に近いものと考えられます。そして、このプランク周波数の値は、1.855×10 ₄₃とされています。途方もなく大きな数なので、この振動を、筋肉や機械の力で起そうと思っても無理な話なので、 元からある振動に共鳴しちゃえというわけです。この振動=音楽の流れる場所は、おそらく、仏教の唯識論、あるいはユングの共同無意識仮説で示されるような場であると思います。

その場、これを私はクラウドと呼ぶことにしますが、こことのパイプとなって、宇宙の音楽=振動をこの世界に伝えること、これが、コスモクリーナー開発戦略の骨子です。

パイプ役になれる人をたくさん増やせるように、その技術・方法を確立して、わかりやすく伝えること。この活動は、適正在庫の活動と重なる部分が多くありますので、本年以降の私の活動目標はこちらになっていくだろうと予感しています。たとえば、プランク周波数を手掛かりに、発注サイクルの適正値を定める理論の解明等などなどです。

 

以上のようなことを年初に考えたのですが、話を生産サイクルに戻して、生産活動における「1」は、1年なのか1ヶ月なのか1週間なのか1日なのか・・・と考えていくと、それはやはり1日ではないかと思います。地球人たる人間が行う活動であって、地球上で行うという前提をおくと、時間の起源たる日の出/日の入りが根本になるだろうと思うからです。

また、これが需給調整サイクルということになると、需要サイクルも合わせて考えることになりますから、商取引のサイクルも考慮する必要が出てきます。

【生命通貨の最小単位】

以前この連載で「生命通貨」と称して提案した、現在の基軸通貨を、生命量=生涯時間数に置き換えようというアイデアがありましたが、この通貨の最小単位を考えると、やはり1日分に行きつくように思えます。

実は、もし生命通貨を実現できたとしたら、その単位は「momo」にしようと考えています。ミヒャエル・エンデの童話『モモ』に由来します。基本単位がmomoで、補助通貨単位はまだ未定です。戦前の、円と銭のような関係とお考えくださいませ。

そしてこの生命通貨は、万人がほぼ公平に持って生まれてくる生涯時間数、つまり生命量となりますので、地球に生まれて生活する生きものとしての活動サイクルに基づく単位とすべきであると考えたわけです。

とすると、時間の起源たる日の出/日の入りのサイクルで、朝起きてから寝るまでの間で働いた時の賃金とするのが最も自然ではないかと考えました。つまり、1momoが日給相当の価値を持つことになります。

人と人の間の価値の交換を仲立ちするのが、通貨本来の機能であるとすれば、1人の人が1人の人に1日かけて、自分の時間を提供するというのが、持続可能で自然なサイクルであると考えたわけです。

 

【星の王子さま】

サン=テグジュペリ作の『星の王子さま』に出てくる王子様の出身星はとても小さいので、地球で1回日の出と日の入りがある間に、44回も夕陽を見ることができるという話をふいに思い出しました。

星の王子さまはこうも言っています。

「星がきれいなのは、星のひとつに花がかくれているからだよ」

「砂漠がきれいなのは、どこかに井戸をかくしているからだよ」

心を惹かれるからきれいに見えると考えると、コスモクリーナーや生命通貨デバイスの開発に夢中になるのは、そこに花や井戸がかくれているからだろうなと思います。ものづくりに夢中になるのもきっと同じではないでしょうか。

 

2018年2月13日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.188【歴史に学ぶということ】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/13

 

 

【歴史に学ぶということ】

 

あたらしいビジネスモデルとして 「コミュニティ創造」 が浮上してきたので、
歴史から学ぼうと思っています。 ロジカルなシステム設計はお手の物ですが、
現状のレガシーシステムから、理想とするシステムまでどう移行させればよいか
についての知見は歴史から学ぶことが多いだろうと思ったからです。

 

まずは安直にビデオ「そのとき歴史が動いた」全10巻を
通勤時間を利用して観てみました。 学ぶべきこと沢山でしたが、
一番感銘したのは、伊達政宗の生き方でした。 遅れてきた戦国武将として、
これからは軍事力ではなく経済力の時代であると考え方を改め

戦争によらずして開墾によって百万石を達成したのです。

 

最近の世界経済の動向を見ていると 経済力の時代もそろそろ終わりを
告げようとしているのが分かります。 軍事力、経済力、、
と来たら、次は魂力ですかね(^.^) 未来に向けてどう一手を打つか?

歴史から学ぶべきこと、まだまだ沢山ありそうです。

 

【紫の花に詩を折る】

「世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。
一遍起こったことは何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから、
他にも自分にも解らなくなるだけの事さ」

夏目漱石「道草」より

 

 

2018年2月6日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.187【コミュニティの創造】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/06

 

【コミュニティの創造】

コンピュータが生まれた頃、ソフトウェアはハードウェアのおまけとして
無料で付いてくるものでした。その後、売り切り製品に昇格し、更にライセンス商品、
クラウドサービス、、、 と変遷を遂げています。

このあと、どんな方向に行くのか?

いや、私がどうしたいかというと、 それが、今週のタイトルの「コミュニティの創造」です。
在庫管理や生産管理・販売管理のクラウドサービスでは、取引データを
クラウドにアップしなければならないために ユーザーは、経営的に大きなリスクを負います。

いったん他社にデータを預けてしまったら 永久に解約できなくなる危険性があるからです。
そこで、ユーザーのデータは預からずに API連携の方法で、
APIMの機能だけを提供するという方向で 研究を進めています。

そしてこのたび、品川区から公的助成をいただいたことをきっかけに、みずほ銀行や
グローバルITベンダーの支援までいただけることになり 会員数が増えても
事務管理経費がほとんど増えない という途が拓けました。

スポーツクラブだと、スペースや設備の制約から
会員増には限界があります。 しかし、ソフトウェア・コミュニティでは、
ユーザー会員数はいくらでも増やせる可能性があるのです。

すると、会員数が増えれば増えるほど会費を安くなるコミュニティも
実現可能になります。こんな風に、コミュニティを創造する!という意識で
活動を拡げていけばいいのだと気づいたのでした。

この視点で考えをすすめていくと、 これまでの、
ソフトウェアビジネスの常識にとらわれない斬新な発想がいろいろ生まれています。
そのなかで、一番大きいのが、誰とでも仲間になって協力できるということです。

業種や専門に関係なく、芸術家やスポーツ選手やセラピストなど
いろいろな方をお仲間に加えることで、コミュニティの価値を高められるからです。
そして仲間に入れる基準が、 誰か他の人の幸せ量を少しでも
増やしてあげられるひと、ということになります。

こうなってくると、お仕事がますます楽しくなっちゃいますね(^.^)

 

【やさしくあるこうよ】

「いろんな景色を見る為にはさ、窓を広げておかないとな」 「…窓?」 「ああ、窓。ついでに言えば、
いつか、同じ景色を眺めて、一緒に楽しめるパートナーがいれば、最高だと思うよ。遠回りでも」
「…そのパートナーも、広い窓から探すのね」 「そういうこと」

ー乃南アサ『窓』より