2018年3月6日(火)Vol.191【空き地がなくなった時代のフロンティア】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/03/20

 

【空き地がなくなった時代のフロンティア】

むかしむかし、地球がまだそれほどせまくはなくて、 あちこちに空き地がたくさんあった時代。
仲間はずれにされた、異教徒もLGBTも異形の者も しずかにその地を去って、
荒れ地の開拓民となって生き延びることができました。

いま、世界がとてもせまくなって どこへ行っても、個人識別される時代になってしまいました。
難民問題・移民問題の背景には、こんな時代状況もあるのだと思います。
これまでに述べてきた「ハイブリッド・コミュニティ構想」は この問題解決にいちばん効きそうです。
いまの社会が息苦しくて SNSやバーチャルゲームの世界に逃避しても 結局、
課金があったり広告に洗脳されたりと 現状のレガシー通貨圏の中での生活から逃れられないことには
変わりありません。 そこで、出入り自由なコミュニティに民間通貨を紐づけることで
ハイブリッド・コミュニティとして、沢山生み出そうという発想です。

自分で自由に選択して入ったコミュニティの中で通用する民間通貨を
流通させればいいんじゃないかなというアイデアです。 独自の民間通貨とセットで、
様々なハイブリッド・コミュニティ同士の切磋琢磨が起こり すみごごちの良いコミュニティに成長する、、、
現代テクノロジーはすでに、このアイデアを実現可能な段階に来ているんだと思います。

【やさしくあるこうよ】

けれど今、家族を作るものは根っこではないのではないかと良嗣は眠りに沈みゆく頭で考え、
その考えに自分でもはっとする。 根っこではなかったらなんだ? 希望だ。
答えはすぐに出る。そうだ希望だ。いっせいに花の咲く異国の春、祖母はたぶん希望を見たんだ、
ぼくらの最初はそこにあるんだ。

ー角田光代『ツリーハウス』より

 

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