2018年2月27日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.189【ハイブリッド・コミュニティのデジタル通貨momo・mo】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/27

【ソフトウェアコミュニティの会費は1円まで下げられる】

ものづくりの時代から、ソフトウェア・サービスの時代を経て、
これからは「コミュニティ創造」の時代になるだろうという予感の下でビジネスを進めています。

目下のところ、適正在庫コミュニティをつくっていこうと、 「在庫三兄弟作戦」の展開を計画中です。
自社の在庫適正化だけでなく、上流と下流、つまり協力会社と顧客企業にも、
適正在庫の技術を普及させようという構想です。 在庫問題は、組織と組織の間で発生します。
つまり、在庫負担の押し付け合いや、過剰サービス要求などのことですが、
共通基準での適正在庫を定めることで、 ちからづくでなく、
合理的な問題解決への途が拓けるだろうというわけです。

適正在庫コミュニティの仲間が増えれば増えるほど、 世界のはっぴぃが増えるという、
とても楽観的な考え方ですが、 さらにもう一歩を思いついてしまいました。
ソフトウェアビジネスそのものを、 会員制スポーツクラブのようなものにして、 そして、
会員が増えれば増えるほど会費が安くなるという仕組みです。 現段階は、
このようなビジネスモデルの実現可能性を探っているところですが、
適正在庫APIMのこれからにご期待くださいませ。

【やさしくあるこうよ】
輝き始めた東京タワーと、大きなくじらのような飛行船が一緒に視界に入っているのだ。
誰か、見ている人はいないだろうか。 そうして、「今日は面白いものを見たよ」と、
家族や友人に話してくれたりはしないだろうか。 それだけでほんの少し、
いい一日になったような気分になってはもらえないものだろうか。

ー乃南アサ「東京空中さんぽ」より

 

 

2018年2月13日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.188【歴史に学ぶということ】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/13

 

 

【歴史に学ぶということ】

 

あたらしいビジネスモデルとして 「コミュニティ創造」 が浮上してきたので、
歴史から学ぼうと思っています。 ロジカルなシステム設計はお手の物ですが、
現状のレガシーシステムから、理想とするシステムまでどう移行させればよいか
についての知見は歴史から学ぶことが多いだろうと思ったからです。

 

まずは安直にビデオ「そのとき歴史が動いた」全10巻を
通勤時間を利用して観てみました。 学ぶべきこと沢山でしたが、
一番感銘したのは、伊達政宗の生き方でした。 遅れてきた戦国武将として、
これからは軍事力ではなく経済力の時代であると考え方を改め

戦争によらずして開墾によって百万石を達成したのです。

 

最近の世界経済の動向を見ていると 経済力の時代もそろそろ終わりを
告げようとしているのが分かります。 軍事力、経済力、、
と来たら、次は魂力ですかね(^.^) 未来に向けてどう一手を打つか?

歴史から学ぶべきこと、まだまだ沢山ありそうです。

 

【紫の花に詩を折る】

「世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。
一遍起こったことは何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから、
他にも自分にも解らなくなるだけの事さ」

夏目漱石「道草」より

 

 

2018年2月6日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.187【コミュニティの創造】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/06

 

【コミュニティの創造】

コンピュータが生まれた頃、ソフトウェアはハードウェアのおまけとして
無料で付いてくるものでした。その後、売り切り製品に昇格し、更にライセンス商品、
クラウドサービス、、、 と変遷を遂げています。

このあと、どんな方向に行くのか?

いや、私がどうしたいかというと、 それが、今週のタイトルの「コミュニティの創造」です。
在庫管理や生産管理・販売管理のクラウドサービスでは、取引データを
クラウドにアップしなければならないために ユーザーは、経営的に大きなリスクを負います。

いったん他社にデータを預けてしまったら 永久に解約できなくなる危険性があるからです。
そこで、ユーザーのデータは預からずに API連携の方法で、
APIMの機能だけを提供するという方向で 研究を進めています。

そしてこのたび、品川区から公的助成をいただいたことをきっかけに、みずほ銀行や
グローバルITベンダーの支援までいただけることになり 会員数が増えても
事務管理経費がほとんど増えない という途が拓けました。

スポーツクラブだと、スペースや設備の制約から
会員増には限界があります。 しかし、ソフトウェア・コミュニティでは、
ユーザー会員数はいくらでも増やせる可能性があるのです。

すると、会員数が増えれば増えるほど会費を安くなるコミュニティも
実現可能になります。こんな風に、コミュニティを創造する!という意識で
活動を拡げていけばいいのだと気づいたのでした。

この視点で考えをすすめていくと、 これまでの、
ソフトウェアビジネスの常識にとらわれない斬新な発想がいろいろ生まれています。
そのなかで、一番大きいのが、誰とでも仲間になって協力できるということです。

業種や専門に関係なく、芸術家やスポーツ選手やセラピストなど
いろいろな方をお仲間に加えることで、コミュニティの価値を高められるからです。
そして仲間に入れる基準が、 誰か他の人の幸せ量を少しでも
増やしてあげられるひと、ということになります。

こうなってくると、お仕事がますます楽しくなっちゃいますね(^.^)

 

【やさしくあるこうよ】

「いろんな景色を見る為にはさ、窓を広げておかないとな」 「…窓?」 「ああ、窓。ついでに言えば、
いつか、同じ景色を眺めて、一緒に楽しめるパートナーがいれば、最高だと思うよ。遠回りでも」
「…そのパートナーも、広い窓から探すのね」 「そういうこと」

ー乃南アサ『窓』より

 

 

 

 

2018年1月30日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.186【疑念の表明】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/02/05

 

【疑念の表明】

メロスは激怒した。

必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。…と始まる
「走れメロス」は信頼することの大切さを描いた小説として 知られていますが、
実は私、疑問に思っています。 大切なのは信頼できる友の存在なのであって、
信頼すること自体の価値については、あるもないもないのだと思っています。

ただ多くの人々が、信じること自体を美徳と思っており、 疑いをかけられることを嫌っています。
そこで、我が社では、セクハラ疑惑が生じた時は、遠慮なく疑念を表明しようというルールを敷いています。
疑いをかけられて怒る人の多くは、本当に悪事を企んでおり、
それを理由に攻撃してきたら間違いないという経験則があり、 逆にこちらも、
ハニートラップ疑念を遠慮なく表明することを納得いただいてのことです。

ただ、疑われたことで傷つく人・悲しむ人への疑念は間違いであることが多いので、
疑念の表明には細心の注意が必要となります。

 

【紫の花に詩を織る】

「命取りになるぞ」と家福は言った。
「そんなこと言えば、生きていること自体が命取りです」とみさきは言った。
家福は笑った。「ひとつの考え方ではある」

村上春樹「ドライブ・マイ・カー」より

 

2018年1月25日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.185【お客様は神様か?】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/01/25

 

【お客様は神様か?】

私の友人の経営するレストランの天才シェフのつくるハンバーグは絶品の美味しさで、
TVでも紹介され、長蛇の行列ができるのですが、 あるとき、モンスター顧客に手を焼いたときに
友人の弟さんであるシェフに頭を下げさせておさめようと 「お客様は神様だから、、、」と言ったら
「神は俺だ!」と返したそうです。 これを聞いて、いたく感心した私は さっそく足を運んでみましたら、
確かに絶品の味でした。 TVで紹介される前の話でしたので 決して天狗になったわけではなく
自分の仕事に対して、本物の自信を持っていたのだと思います。

今年元旦の日経MJ第1面記事によれば、 昨年まで数十年間続いた、ニーズ志向マーケティングは終焉し、
今年からは、自信を持って本物を提供できる者の主導するシーズ志向時代になるそうです。
考えてみれば、お客様をお金を出す方と定義すると、 顧客第一主義というのは、拝金主義と同義になり、
世界全体の余剰資金を握っている方々だけに都合の良い ものやサービスばかりがはびこることになります。

顧客の顧客、顧客の顧客の顧客、顧客の顧客の顧客の顧客、、、、 と辿っていくと、最終的にたどり着く先には、
なにか邪悪なものがあるような、そんな感覚です。 私としては、世界の余剰資金額がいくらになるかを
算出できる適正在庫技術を 社会に自信を持って提供していきたいなぁと思っています。

【紫の花に詩を織る】
たまに自分で料理を作っても、自分の味しかしない。タコが自分の足を食べて腹を満たしているようで、
猫が自分の性器をペロペロと舐めているようで、何かを食べているのだという実感が全然わいてこないのだ。
料理は、自分以外の誰かが心を込めて作ってくれるから心と体の栄養になるのだ。

 

小川糸「食堂かたつむり」より