2018年4月3日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.195【声復活】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/04/03
【声復活】

声帯ポリープですが、経過観察で医師から手術を勧められました。
真っ直ぐに医師の目を見ながら、「先生、よろしくお願いいたします」と一礼すると
「い、いえ、私はできないので、、、、病院を紹介します」と返ってきたので、
手術はしないことにしました。

ただ、こちらからの質問に対しては、情報開示をしっかりしてくれたので
それを基に、次のように判断しました。

声帯にポリープができたから声が出なくなった、のではなく、
発声方法に問題があったので、声が出なくなったのだ、と。

したがって、ポリープ切除によって、一時的に声が出るようになっても
発声方法を改めなければ、ポリープが再発して、また声が出なくなる可能性があります。

そこで、身体の使い方の専門家に指導を仰いだところ、
一晩で、声が復活しました。

1年ほど前から始まっただみ声には変わりませんが
発声を控えながらであれば、仕事には差し支えなくなりました。

はじめに戻りますが、
なぜ、医師の勧告に従わなかったかというと、

「はい、どうぞ安心して私におまかせください」
という言葉が返ってこなかったからなのです。

以前、別の手術を受けたときは
診断した医師が自ら執刀されたのですが
「私がメスを握りますから、大丈夫です。安心してください」
と言われたので、心から信頼して手術を受けることが出来ました。

私も、クライアントに提供する製品・サービスについては、
全て自分で開発していますし、自ら手を下し、決して人任せにはしません。

高度な専門知識を必要とする仕事は
分業体制の大きな組織に任せるより
一匹狼のプロフェッショナルに任せた方がいいのかもしれません。

ブラックジャックのように、、、


【やさしくあるこうよ】

「あなたはどうなの?さっきから聞いてると師匠、師匠って、あなただって落語をやるんでしょう?どうして、自分を聞きにこいって言わないのよ?」

ー佐藤多佳子『しゃべれどもしゃべれども』より

発注点方式でいけるかどうかの判定基準

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/04/03

 

|発注点方式

適正在庫を実現する一番簡易な方法、それは「発注点方式」という在庫管理方式です。
事前に発注点を決めておき、毎日在庫をチェックし、
発注点を割ったら発注するというカンタンな方式です。

ただし、発注点を正しく設定する必要があります。


発注点=リードタイム中平均需要量+安全在庫

で計算されますが、ここでも安全在庫を最小限の値に設定しないと
安心在庫になってしまい、過剰在庫を招くことになります。

また、多くの企業で見かけるのはリードタイム中平均需要だけで設定するという間違いです。
これでは、欠品が頻発することになります。

それでは、発注点の考え方を説明しましょう。

在庫が発注点に到達したら発注が行われますが、すぐには品物ははいってきません。
入荷されるまでの間にも在庫は減っていきますので、
その間の需要をまかなえる量の在庫がはじめになければなりません。

つまり発注した瞬間に持っているべき在庫量が発注点の値となるのです。


|発注点方式でいけるかどうかの判定基準

海外調達品でリードタイムが長く、3ヶ月あるいは半年に及ぶこともあるような品目は、
発注点管理をすべきではありません。なぜなら、発注点というのはそもそも、
発注してから入荷するまでの期間中の出荷量、
つまり、リードタイム中需用量を基に算出されるからです。

 

当然、リードタイムが長い品目は、リードタイム中需用量が多く、
発注点も大きくなりすぎることとなり、過剰在庫を招く結果となります。

 

このような品目、すなわち超納期品にふさわしい発注方式は、需要予測に基づくものとなります。

 

適正在庫算出ソフトAPIM7_テクニカルソリューションズ株式会社

 

 

 

在庫管理の現場はダブルバインド状態にある

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/04/02

 

 

|在庫管理の現場はダブルバインド状態にある

 

在庫は多過ぎれば経営陣から叱られる。少な過ぎれば営業部門からどやされる。

増やしても減らしても、どこかから責められる。
これが在庫管理現場の実情で、

このような状態をダブルバインド(二重拘束)といいます。

|多すぎず少なすぎないちょうどいい在庫量!

 

多すぎず、少なすぎず丁度良い在庫量。これが、適正在庫ということになります。

 

そして、この適正在庫を持つことによって、
どこからも文句のつかない在庫管理が実現することになります。
この値さえ分かれば、在庫管理の仕事はとても楽になり
担当者は、より人間的クリエイディブな仕事に専念できるようになります。

 

毎日毎日、朝から晩まで、いつ発注しようか?いくつ発注しようか?
と悩み続ける必要がなくなり、そういうことは、コンピュータに任せて
自分は、社内営業部門の方や、社外取引先の方々とのコミュニケーションを活発に行って

 

早耳情報を集めたり信頼関係を築いたりといった
より人間的なお仕事をすることができるようになります。

 

適正在庫算出ソフトAPIM7_テクニカルソリューションズ株式会社

2018年3月27日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.194【一番だけじゃダメなんじゃない?】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/03/29

【一番だけじゃダメなんじゃない?】

 

美女来たるの報をうけて、蓮舫さんとツーショットを撮りに行きました。
「一番じゃなきゃダメなんですか?」の方でしたので、 この問題について考えてしまいました。

まっさきに思い浮かぶのが、 受精の瞬間の光景です。

たくさんの精子が卵子を目指して一番乗り競争を繰り広げ、
どれかが最初に到達した瞬間に受精卵になり、
遅れたものは消えていく、、、 保健か理科の授業でこんなことを教えらえた記憶があります。
一番を目指す価値観の原点はこの辺りにあるような気がします。

でもこれってほんとかな?

一番先にたどり着いても、 へたれだったら相手にされずに受精させることができなかったり、
一番乗りだからということで、卵子の中に入れても受精させる力がなくて 後からの方々への門戸を
閉ざさせるだけで、卵子諸共消えていく、、、 これが実情ではないかと思いました。

だから、一番だけじゃダメなんじゃない? となるわけです。

未開部族や動物界・生物界、あるいは自然界の現象を手掛かりに
人間のありかたを示す発想には気をつけなければならないなと思います。
たいていの場合が、自分の主張に都合の良い現象だけを取り上げているだけだからです。

 

 

【紫の花に詩を織る】

「それじゃあ、ひとつ秘策を教えましょう」 「え?そんなものがあるんですか!」
「ありますよ。ズルをすればいいんです。」 「え?ズルですか?」

(中略)

勝負というのは、「勝ちたい」と思った瞬間に汚れが入ってしまう。
だから私は、「勝ち」よりも「強くなる」ということを大切にしろと言い続けている。

桜井章一

 

 

2018年3月20日(火) 週刊 適正在庫の視点から Vol.193【沈黙は金なり】

適正在庫の広場 TSCブログ
2018/03/20

 

 

【沈黙は金なり】

医師から、発声禁止を申し渡されて10日間が過ぎましたが、
沈黙生活というのも悪くはないな、と思っています。

それは、タイトルにあるように沈黙の価値に気づくことが出来たからです。
外部コミュニケーションにおいて沈黙を武器に転ずるという意味合いもあれば
内部コミュニケーションとしての内観の充実という側面まで、
いろいろですが 最近の私のキーワードは「深い沈黙の価値」となりました。

お仕事関係で言葉のやりとりが必要な方々にはご迷惑をおかけしておりますが、
iPadアプリを活用しての、面と向かってリアルチャットシステムや、
手書黒板アプリなどで 言語コミュケーションについては、かえって正確性が増したように思います。

非言語コミュニケーション、あるいは非音声コミュニケーションについては
言葉を使わない方がかえっていいんじゃないか?ということに気づきました。
通常の日常生活は、笑顔と身振りだけで十分だし、余計な言葉を発しない方が かえって
良好な関係を切り結べることも多々あるからです。

あと、バリアフリーチェックというメリットもありました。
普段は、スタバってオシャレすぎて敬遠していたのですが 店員さんの応対が神対応で、
見直してしまいました。 自分が声を出せないことを全く意識させない応対で、
しかも優しい思いやりを示してくれたのです。 さらに、葉山御用邸まわりを警護されている警察官の方々。
いつも元気に挨拶を交わしているので、お一人の方に身振り手振りで声を出せないことを伝えたら
数分後には全員に情報共有がされていて、VIP(?笑)対応をされるようになりました。

最近、ディベートのワークショップに通っていたのですが あらためて振り返ってみると、
「言葉って攻撃の武器になることが多いな」という気づきに至りました。
ディベートというのは、YesかNoかはっきり決められないことを あえてYes100%とNo100%の陣営に分けて
論戦を戦わせるという知的なゲームなのですが ここでは、音声言語を武器として使う手練手管が飛び交います。

勝敗を決するのは、論理ではなく、観客の投票なので
感情を揺さぶる優しい言葉も有効な武器になることがあります。 とすると、戦時は別として、
平時においてはやっぱり 「男は黙ってサッポロビール」 だな~って思えてきました。

【やさしくあるこうよ】

「あの星とこの星を結んで」と説明しても、並んで夜空を見上げるひとに、
正確に伝わっているのかどうかはわからない。確認する術もない。
そんなとき私は、文蔵と見た夜空を思い起こす。全天の星が掌に収まったかのように、
すべてが伝わりあった瞬間を。あのときの感覚が残っているかぎり、信じようと思える。
伝わることはたしかにある、と。

ー三浦しをん「冬の一等星」より